NEWS/BLOG

media
世界気象機関(WMO:World Meteorological Organization)とは?
国連の専門機関の一つで、気象、気候、水に関する権威のある科学情報を提供しています。
・WMOの191の加盟国の気象・水文機関が一年を通して毎日気象予報を提供し、高度の影響の強い気象、天候について早期かつ信頼できる警報を発表しています。
設立の背景と目的
WMOは1950年に設立され、翌1951年に国連の専門機関として正式に発足しました。
それまでの「国際気象機関(IMO)」を引き継ぎ、気象・気候・水文に関する国際的な協力の推進を目的としています。
WMOの主な活動内容
・世界の気象観測網の整備
・台風・熱波・洪水などの早期警報システムの整備と支援
・温室効果ガスの監視(GHG観測ネットワーク)
・地球温暖化に関する科学的報告の提供(IPCCへのデータ提供)
日本との関係
日本の気象庁はWMOの正式メンバーとして、アジア太平洋地域における観測ネットワークや気象予測モデルの構築にも協力。
日本の高精度な観測データや技術は、WMO加盟国の中でも高く評価されています。
気候変動への貢献
WMOはIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の共同設立母体でもあり、地球温暖化の科学的評価と各国への提言を支える中心機関です。
関連リンク
・世界気象機関(WMO)公式サイト
・気象庁によるWMOの紹介

カーボンニュートラル検定のご紹介
カーボンニュートラル検定とは、カーボンニュートラルの考え方から経済的な取り組みまで、信頼性の高い知識を幅広く身につけることができる検定です。
「どこから勉強したらいいかわからない」という方でも安心して勉強できるよう専用テキストをご用意。
また、公式テキストを講義動画でポイント解説するカーボンニュートラル検定対策講座(テキスト教材付き)もご用意していますので、それぞれのペースに合わせた勉強方法が選べます。
最新記事
-
media京都議定書|カーボンニュートラル検定用語集京都議定書とは 京都議定書(Kyoto Protocol)は、1997年12月に京都で開催されたCOP3で採択され、2005年2月に発効した気候変動対策の国際協定です。附属書Ⅰ国(先進国・経済移行国)に対し、法的拘束力のある温室効果ガス(GHG)排出削減目標を初めて課しました。対象ガスはCO2・CH4・N2O・HFCs・PFCs・SF6の6種と定義されています。 第一約束期間(2008‑2012) […]
-
mediaCDM(Clean Development Mechanism:クリーン開発メカニズム)|カーボンニュートラル検定用語集CDM(Clean Development Mechanism)とは クリーン開発メカニズム(CDM)は京都議定書 第12条に定義された国連主導のカーボン・クレジット制度です。先進国(附属書Ⅰ国)が途上国(非附属書Ⅰ国)に排出削減プロジェクトを投資・実施し、得られた認証排出削減量(CER)を自国の削減目標に充当できます。これにより先進国はコスト効率的に目標を達成し、途上国は低炭素技術・資金・雇用を […]